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戯言ガタガタ、22歳。

なかんずく蜃気楼

自称プロサーファーのエリンギ焼です。奥さんはブルーラビットな感じです。

嘘です。サーフィンなんてやったことないです。奥さんはおろか彼女もいません。

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つい去年まで、日本にはとてつもないバンドがいました。
とてつもないって、そのバンドが全人類に愛されるほどの、そうビートルズのようなバンドなのかと訊かれたら、お世辞でも「そうだ」なんて言えません。
しかし、少なからず僕は大好きです。どんなバンドよりも。
大好きなビートルズやストーンズ、Dr.フィールグッドやヘッドコーツ、ルースターズ、シナロケ、ブランキーやミッシェルよりも、エゴラッピンよりも、大好き。
それが、「ゆらゆら帝国(以下YYT)」です。
そんな彼らは去年の3月に解散してしまった。
メンバーの坂本慎太郎いわく、「ゆらゆら帝国は完成してしまった。」らしい。
それはもう、そのとおりだとしか言えない。
それはそれは見事な「完成」を遂げたと思います。

多分、ジャンルで言ったらサイケデリック・ガレージに分類されると思うんだけど、当然、それじゃ表しきれてないと思うのよ。
メジャー初期はおおよそサイケデリック・ガレージって感じ。この頃からYYT色は出てる。
しかしなんと言ってもメジャー5作目のアルバム「ゆらゆら帝国のしびれ」「ゆらゆら帝国のめまい」の二枚で、既に完成に近づいてるというか、ふッと高みが垣間見えたような気がする。YYTが進みたいであろう道がスーッと僕らにも見えたような。
特に「冷たいギフト」は素晴らしい。もはや、ロックとかサイケとか飛び越えてる。ポップスだけど、ポップスでない。柔らかくって切ないのにビリビリ歪んだファズギターがいつも涙腺を揺らすんです。

その後リリースした「Sweet spot」というアルバムではしびれめまいで感じさせたYYTが進みたい道の延長線上さりげなくニュルッと現れたような、それこそタコのような得体の知れない感を存分に聞かせてくれた。
真っ暗な深海でずっと聞いていたい、そんな一枚。

のち、あの伝説の名盤(だと個人的に思ってる)「空洞です」が生まれるんですね。
空洞です

空洞です

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
  • 発売日: 2007/10/10
  • メディア: CD



このリリース以降、ライブ活動だけになり、結果的にこれが最後のアルバムに。
つまり「空洞です」は彼らの完成形だったようです。
正直、もうこれ以上のアルバムなんて彼らに望めない。それは彼らには無理だとかそういうんじゃなくて、本当の本当にYYTの最終形態、見事なまでにバンド「ゆらゆら帝国」の答えが表現されてたから。
かといって、YYT初心者に薦めようとも思えないし、ましてや思いっきりガレージロックが聞きたい人に紹介出来るアルバムでもない。だけど、YYTが大好きな僕らにとっちゃこの上ない仕上がりに「もっとアルバム出して」なんて言えないんです。
一曲目「おはようまだやろう」から最後の「空洞です」まで通しで聞いても、クリアーすぎて何も残らないんだよね、このアルバム。まさに空洞。いや良い意味で。だから本当にずっと聞いてられる。
今思えば「冷たいギフト」や「無い!」のような、どこかファンタジックでノスタルジーな薄いピンク色の世界は、まるでこのアルバムへの伏線だったようにも思えてならない。
某雑誌での毛皮のマリーズ志磨氏はYYTを「ゆらゆら帝国は一種の”現象”だった。社会現象とかではなく、蜃気楼のような”現象”。」と言っていて、まさにそうだと思った。そう、YYTはなかんずく、蜃気楼。

ということで、ゆらゆら帝国の完成形。まさに名曲、「空洞です」をお聞きくださいまし!

空洞です


ぼくの心をあなたは奪い去った
俺は空洞 でかい空洞
全て残らずあなたは奪い去った
俺は空洞 面白い
バカな子どもが ふざけて駆け抜ける
俺は空洞 でかい空洞
いいよ くぐりぬけてみな 穴の中
どうぞ 空洞

なぜか町には大事なものがない
それはムード 甘いムード
意味を求めて無意味なものがない
それはムード とろけそうな
入り組んだ路地であなたに出会いたい
それはムード 甘いムード
誰か 味見をしてみな 踊りたい
さあどうぞ ムード

ぼくの心をあなたは奪い去った
俺は空洞 でかい空洞
全て残らずあなたは奪い去った
俺は空洞 面白い
バカな子どもが ふざけて駆け抜ける
俺は空洞 でかい空洞
いいよ くぐりぬけてみな 穴の中
さあどうぞ 空洞
空洞
空洞
空洞
空洞



結果、僕は一度も彼らのライブを一度も生で見ることなく、YYTは解散してしまった訳です。もうすっごく悔しい。いずれ行きたいなってのは駄目ですね、行けるうちに行っとけっつー話です。
こういう時、若さが憎いです。あと10年早く生まれていれば、あのバンドのライブにも、あのバンドのライブにも行けたのに!って。
好きなバンドは大概、解散したり、死んじゃってたり。

だから、10年後、後悔しないように今のうちに行けるライブは行っておきます。

あ〜11月の東京事変楽しみだなぁ。

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コメント 3

H/U

はじめまして。
作業事変のファンのひとりです。
葬列→キラーチューンはいつ聴いてもたまらんです。
私もライブいきます。お互い楽しみましょう!

ゆらゆら帝国、初めて聴きました。
何で今まで聴かなかったのかと後悔しています。
とりあえず、CD買ってきます。
by H/U (2011-07-27 22:16) 

H/U

またこちらに書かせていただきます。

「3x3x3」を買って、どうにもたまらず
その3日後に「ミーのカー」を買ってしまいました。
やばいです。スピーカーから麻薬出てるんでしょうか。笑
昆虫ロック、太陽のうそつき、が特に好きです。
もっともっと、て思うけど、消費しないように大事に聴いていきたいです。

林檎班員とは羨ましいです!
私は2年前に林檎さんを好きになって
去年シングル特典で応募して初めてライブに行きまして。
今年も同じ方法ですが、やっぱり東京は当たりませんねー。。
丸サと某都民が聴きたい!

っと、長々と失礼いたしました。
ブログ更新楽しみにしてます!ノシ
by H/U (2011-08-02 22:10) 

H/U

しびれ・めまい、聴きました。
いやぁ……沁みますね。
目から汗的なアレがアレしました。

坂本さんのHPも面白いですねー
何故あんな他人事なのか。笑
by H/U (2011-09-03 18:21) 

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